
第一巻「春の雪」の主人公、松枝清顕(まつがえきよあき)の貴族の家に生まれ育った者らしいというのか、少年期から青年期までの優雅で繊細で、そして衣裳的とでもいうような生理的な観念の移り変わりについて行けない思いをしていたが(「春の雪」を読むのは二度目で、最初読んだときはこういう感想とは別だったと思うが)、この第二巻の主人公らしい本多繁邦にはついて行けそうでホッとした。
「春の雪」とは文体もガラッと変わっていて、そのことに驚いた。三島由紀夫はこういうこともできるんだな。
「奔馬」は面白そうだ。物語性が強そうだ。
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