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「つまり、一般原理を状況の具体性において認識することは、現実の全体を体系的に視野の下におさめることによってはじめて可能となります。」
「善は惰性の思想ではなく、ものごとを現実に決定するもの、実効力のあるものでなければならないということです。それには主体性が、人間の活動が、伴わねばならない。善が内容あるものだというのは、それが現実的なものだということ、善が主体性や個人とむすびついていること、いいかえれば個人が善をめざし、善とはなにかを知っていることであって、」
『space』177号に「転ぶそして自転車を漕ぐ」という詩を書きました。
「精神が自分のなかから汲(く)みあげ、みずからよしとするものは、精神の普遍的な働きから生じたもので、情熱や利害や好悪や恣意や特殊なねらいや趣味から生じるものではありません。」
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