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2022年10月17日 (月)

フロム「資本主義社会における人間」(訳 加藤正明・佐瀬隆夫)

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フロムの「資本主義社会における人間」は正解だと思った。

この本の中に収められているフロムの「正気の社会」のなかに「資本主義社会における人間」があって、納得した。

2022年のいま、フロムが1950年代に書いたものを読むと、立派すぎて、現実離れしているようにも思うが、正解だ。正しいことをいっている。

 

フロムの洞察力はすごい。まだ生きている。1950年代に書いたものでも生命力を持っている。

70年ほど経った、今ぼくらが生きている社会のあり方を言い当てている。フロムのいうようになっているのだ。日本もアメリカもヨーロッパも。

 

 

 

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コメント

「70年以上経った」から
「70年ほど経った」に直しました。

フロムの「正気の社会」は1955年出版となっていますから、「70年以上」じゃないですね。

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