アガサ・クリスティー「カーテン」（訳 田口俊樹）

エルキュール・ポアロ最後の事件。これが発行されたのが１９７５年。アガサ・クリスティーは８５才くらいだったから、ポアロシリーズを終わらせる必要を感じていたのだろう。エルキュール・ポアロ最後の事件だ。

ポアロ最後の相手は見えない殺人者だ。

言葉によって、会話によって殺人を起こさせる男だ。

手強いぞ。

完全犯罪者だ。

この見えない殺人者にポアロが立ち向かう。

ポアロ最後の事件だ。