香港の自由
土曜日、TBSの「報道特集」の香港についての報道をみていたが、厳しい状況だと思う。
展望はほとんどないんじゃないか。
トランプがアメリカの大統領になったとき、香港や台湾のことが頭に浮かんだけれど、怖れたとおりになってしまった。
トランプには香港の政治的自由にたいしての関心なんてないだろう。香港についての発言があったとしても、香港の人権、香港の政治的独立にたいしての、それらにたいしての本当の関心なんてないだろう。
ウイグル人自治区に強制収容所を造ったりすることをみていても、中国共産党が自らの権力の維持のためにはなんでもやる、ということを明らかにし続けているわけだから、難しいよ。
中国共産党が香港の政治的自由にたいして寛容な政策をとることは考えられないと思うし、香港の一国二制度を守ることも考えられない。
状況は厳しい。
何でもやるだろう。
テレビではデモか何かの容疑で捕まっていた若い女性が、インタビューに答えて健気なところをみせていたが・・・、
目を背けたくなるような状況が来ないことを願うばかりだ。
しかし香港に住むこれだけ多くの人が抗議の声をあげても(多数派だろう)、聞こうとしない権力というのは一体何だろうと思う。異様な権力だ。
誤字直しました。
投稿: 布村 | 2019年9月 2日 (月) 09時47分