雑誌を読みかえす
『Kototoi』2号にある吉本隆明のインタビューを読み返す。それと金森修の「自律的市民の<叛乱>のために」も読み返した。
吉本隆明のインタビューは「固有値としての自分のために 第二回」となっていて、詩について語っているもので、いいものだった。
金森修のものは目次のところに○印ではなく□印が付いている。「まあまあ」というえらそうなメモまで付けていた。
一度目はそんな感想だったんだ。こんどはトイレのなかで読んでいたんだけれど、いたく共感した。そうだと思った。
これは今年の憲法改正の問題が浮び上がった参院選と東京都知事選の結果が影響している。
ぼくはがっくりきた。モンモンとした。
しかしいまの状況で、政治のことばかり考えるというのは疲れる。出口がみえないからウツウツとしてくるし、うんざりしてしまう。飽き飽きもする。この状態からは離れたほうがいいと考えて、自覚的に離れている。
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