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2009年1月12日 (月)

「センチメンタルジャーニー」について1

 ねじめ正一の『荒地の恋』(文芸春秋)を読み終わったあと、読んでみようという気になったのが、一度読んだあと、本棚に眠っていた北村太郎の『センチメンタルジャーニー』(草思社)。

 もう一冊北村太郎のエッセイ本をもっていたが、それは捨ててしまった。

 『センチメンタルジャーニー』。1993年9月の発行。すこし読んでみる。文章は淡々としてとても読みやすい。

 北村太郎の詩集は買って持っていた。しかし捨てたのかもしれない。本棚に見当たらない。「荒地」の詩人の、ほとんどの詩人の詩集をもっていたと思うが、捨てたり失くしたりしたようだ。今すぐ本棚にみつけられるのは、吉本隆明、鮎川信夫の詩集だけだ。

 『センチメンタルジャーニー』のほうが『荒地の恋』よりも北村太郎という人間についてよくわかる。しかし『荒地の恋』を読まなければ、この本を読む気にならなかっただろう。

 4分の1ほど読みすすめたところで思う。この自伝、かなり細かい。北村太郎のファン以外はどう読んだだろう。

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2か所直しました。

「高学歴のエリート」を
「高学歴の人」に

「ぜんぜん気づかなかった。」を
「初めて気づく。」に

手直ししました。

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