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2008年11月16日 (日)

「レッドクリフ」

 映画館のホームページをみて、どれが一番楽しめそうかとながめていて、これだと思った。これとは赤壁の戦い、『レッドクリフ』。

 三国志の劉備と曹操の戦いのハイライト、赤壁の戦いに材を取った映画。

 大型テレビドラマみたいだなあと思いながら観ていたが(実際そういうところは最後まである)、戦闘シーンが始まると引き込まれた。

 監督のジョン・ウーは俳優の細部の演技などには興味がないようで、戦闘場面のエキストラの演じる兵士たちの緊迫感のなさ、中国の時代劇に当たるだろう映画なのに、現代劇風の演技をする俳優もいて、しらけるところもあるが、アクション戦争映画としてはかなり面白い映画だ。

 ジョン・ウー監督は何よりもアクションシーンに関心があるようで実際よくできている。物語性のある戦闘場面とでもいうものを作っている。2時間半ほどの上映時間がはやく過ぎた。最後にパート2の予告編がでてくる。観たのはパート1。パート2がある。

 俳優のなかでは諸葛孔明を演じる金城武と孫権を演じるチャン・チェンが好演している。

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