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読み返している。
読むのは2度目だがトイレで読むには最適だ。
訳は延原謙。
「そして、一定の内容をもつわたしの思考のすべてにおいて、わたしの対象となるのはわたしの思想であり、わたしはこの対象のなかでまさに自分を意識するのです。」
今朝起きたときの室温は2、4度だった。
さすがに寒い。
金属製湯たんぽで、入れ物こみで、税込みで3828円。
軽く沸騰させたお湯を入れて、布団のなかに入れておいて、寝るときに、足にあたらないところに移して、という使い方をしているが、よくもつ。
大体7時間使って、まだお湯の状態なのだ。感心した。
ただ寝る前にお湯を沸かし、湯たんぽの中に入れ、という作業はだんだんと面倒くさくなるな。そこだな。
でも睡眠にすごくいい、ということだったら、使いつづけようと思う。
飲み物はカボチャのスープを頼んだ。
フロイトの「大きさ」も「小ささ」もみた。
フロイトは相対的な存在だが、その精神を病んだ人たちへの具体的な分析はいまも生きているし、ヒントを与えてくれるものだ。
「普遍的なものは自然としても実在し、対象の本質をなすのですが、自然のなかでは純粋に自立して存在せず、特殊なものが直接にまつわりついている。たとえば、自然のうちでもっとも観念的で、もっとも普遍的な空間や時間についてすら、純粋な空間や時間や運動は存在せず、特殊なものが直接にまつわりついて、特定の空間、空気、土、等々として存在する。純粋な空間を示すことは純粋な物質を示すことと同様、不可能なことです。」
この先に神社がある。
フロムに救われるときもある。
昭和56年にハヤカワ・ミステリ文庫から出た本で、ぼくのまだ読んでいない短編があった。
訳は田村隆一。
暖冬の正月だった。
2024年元旦
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