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2023年8月 3日 (木)

ヘーゲル「哲学史講義Ⅰ」から

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「三がどのようなものかについて、アリストテレスははっきりこう断言しています。完全なもの、ないし、実在するものは、はじまり、中間、おわり、という三つの状態をもって実在する、と。はじまりは単純なものであり、中間はべつなものへの変化、(二、ないし、対立)であり、おわりは統一(精霊)、つまり、べつなものからふたたび自己へと還っていくことだ、というわけです。あらゆる事物は、(α)単純な存在、(β)差異または区別、(γ)両者の統一または変化のなかでの統一、という過程をたどる。この三つの過程を取りのぞいたら、事物の存在はなくなり、たんに頭の中にある抽象物になってしまいます。」

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