ヨアヒム・フェスト「ヒトラー 最期の12日間」(訳 鈴木直)
映画よりも良い。
それと芝健介の解説もしっかりしていて、ドイツの戦後の思想の歴史の勉強になった。、
今のドイツの社会のことは、ほとんどマスメディアを通じてしか知らなくて、NHKでやる衛星ニュースの中のドイツのテレビ局のをみていると「ユダヤ人」、「ナチス」、「ヒトラー」、「ファシズム」のことが出てくるたびに、ただひたすら恐縮しているようで、ただただ頭が上がらず、自分たちに否定的、というそういう調子が続いているようで、思考停止のように思っていたが、芝健介の解説を読んで、ドイツの戦後の歴史の中でホロコーストやナチスのことについて、自分たちを抑えつけるだけではない、いろいろな考えが出てきていることを知った。
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