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フロイトは掘り返されることのなかった土を掘り返したのだ。
そこからいろいろなものが出てきた。
虫が出てきたのだ。いないと思われていた虫が。アブラムシや夜盗虫、ネキリムシ、アオムシが。それからムカデやミミズも、数多くの菌が、ウイルスが出てきた。
フロイトの人間における無意識の存在という発見は人間の世界における大革命だったが、それはあんまりうれしくない、美しくない革命だった。
人間は意志によって自らを律し切れるのかという問題がでてきた。意志や意識、自覚によって、自らを人間は律し切れるのかという問題だ。
「精神分析入門」を読んでいると、それはまあ無理だなと思ってしまう。
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