« 北沢十一「夏の終わりの俯瞰図」 | トップページ | 空と »

2022年10月26日 (水)

ヘーゲル「哲学史講義Ⅰ」から

Img_1245-2

「が、全体が普遍の次元にのみとどまっているがゆえに、その世界は非現実的です。概念にとって不可欠の契機をなす個別性が、この世界には欠けている。世界が現実のものとなるには、理念の両側面が一体化して、自立した全体が否定的な面をももつものとして樹立されねばなりません。この自覚的な否定作用、それこそが主観性であり、絶対的な個人としての存在なのですが、それによってはじめて理念は精神へと高まります。精神はおのれを知る主観性ですが、自分にとって対象となるものーーそれも精神自身ですがーーを一全体として知り、全体を自覚するときにのみ精神として存在します。」

 

 

 

« 北沢十一「夏の終わりの俯瞰図」 | トップページ | 空と »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 北沢十一「夏の終わりの俯瞰図」 | トップページ | 空と »