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2021年7月

2021年7月31日 (土)

黄色い花

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2021年7月30日 (金)

ドアーズのベスト盤を買う

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2021年7月29日 (木)

空と

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2021年7月22日 (木)

アニエスカ・ホランド「赤い闇 スターリンの冷たい大地で」

 

掘り出し物だった。

今この時代にソビエトの暗部を描こうとする人がいるのかと驚いたが、監督のアニエスカ・ホランドは1948年生まれのポーランド人だった。

 

これは若い世代が、アメリカの若い世代の映画監督がいま「世界初の社会主義革命の国」の闇を描こうとしているのかと思い、奇特な人がいるもんだとは思わなかったが、いったいどういう人がこういう映画を作るのだろうと思ったのだが、そういうことではなかった。

 

2019年に作られた映画。2年前だ。

制作国はポーランドとウクライナとイギリス。アメリカはいない。

 

実在したイギリス人ジャーナリストのガレス・ジョーンズの体験したソビエトの社会が物語の背骨になっている。

1930年代、世界中が不景気にあえぎ、ドイツではヒトラーの率いるナチスが政権をとった。ロイド・ジョージの外交顧問でもあったジョーンズは、イギリスとソ連が協力しナチスドイツと対抗するというプランを持っていた。それと同時に、この世界不況のなか何故ソ連だけが経済的に上手くいっているのか、そのわけを知ろうと思い、ソ連を取材に行くが、そこでソ連がひた隠しにしているあることに気づいてしまう。

 

ウクライナはよく知られた穀倉地帯だが、そこで穫れた穀物は地元のウクライナで使われていなかった。収穫した穀物はモスクワに送られていた。

ウクライナで穫れた穀物はソ連の外貨獲得の手段として使われていたのだ。ウクライナで収穫された穀物を外貨獲得の手段とするこの政策は徹底しておこなわれた。

 

ウクライナに飢餓が発生する。しかしウクライナの小麦はウクライナで食べられることはなかった。モスクワへと輸送され続けた。

餓死者が出、餓死者が増え、広がり、大飢饉となってもウクライナには小麦は残されない。数百万人の餓死者とこの映画では語られるが、400万人から1450万人とする見方がある。だからこの大飢饉は穀物を外貨獲得の手段にした、そのことによる結果ではなく、意図的な、当時の共産党の指導者のヨシフ・スターリンのウクライナに対する「政策」、ジェノサイドだという見方も出てくるのだ。

 

この事実をソ連共産党の治めるソ連は(分かってやってるんだから)当然秘密とするが、しかしガレス・ジョーンズのほかにも何か起っていると気づく外国からの新聞ジャーナリストはいた(当時は新聞がメインだった)。しかし彼らは「革命の国」ソビエトを批判することをためらった。「進歩の国」ソビエトを否定するような記事は書けないのだ。

 

ソビエトはマルクスという哲学上の最高の知性の到達点の現実化だった。英雄レーニンが革命を起こした国であり、恐慌を生む資本主義経済を克服する国だった。未来へと続く希望の国なのだ。それが当時のインテリ・知識人のソビエト観だった(この認識は長くながく続く)。

 

映画は気晴らしとして観たいというような精神生活をしていて、観るのは冒険アクション映画か、ファンタジーな「ハリー・ポッター」系統の映画というのがぼくの流れというか傾向なんだが、レンタルビデオ店の棚でこの映画を見つけたときは、観なければならないと思った。

 

そして観るに値する映画だった。

 

 

 

2021年7月21日 (水)

建つもの

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家かと思ったが、工場のようだ。

 

 

 

2021年7月20日 (火)

港のそばの森

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2021年7月19日 (月)

港のそばの風景

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2021年7月18日 (日)

港で

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2021年7月17日 (土)

港で

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2021年7月16日 (金)

港で

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2021年7月15日 (木)

いちじくを食べる

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3月下旬に苗木を植えたとき、小さな実が付いていたんだが、まさか今年食べられるようになるとは思っていなかった。

 

 

 

2021年7月14日 (水)

カレーをつくる

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ひさしぶりだ。

 

 

 

2021年7月13日 (火)

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2021年7月12日 (月)

赤い花

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2021年7月11日 (日)

ヘーゲル「哲学史講義Ⅰ」から

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「否定されるのは、個々の哲学の原理ではなくして、この原理を究極のもの、絶対的なものだとする考えです。」

 

 

 

2021年7月10日 (土)

葉の風景

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2021年7月 9日 (金)

「柿の種」を食べる

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結構おいしかった。

 

 

 

2021年7月 8日 (木)

ヘーゲル「哲学史講義Ⅰ」から

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「形式こそが本質であり、理念の内容をなします。内容が枝分かれしていくと、それぞれが形式をもつ。」

 

 

 

2021年7月 7日 (水)

赤い花

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2021年7月 6日 (火)

アガサ・クリスティー「ホロー荘の殺人」

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アガサ・クリスティーの全盛期は1930年代と書いている人がいたが、1940年代の小説もいい。この『ホロー荘の殺人』にはアガサ・クリスティーの成熟を感じさせるところがある。

 

 

 

2021年7月 5日 (月)

空の風景

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2021年7月 4日 (日)

川べりの風景

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2021年7月 3日 (土)

U2のレコードを買う

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 ロックのど真ん中。

 

 

 

2021年7月 2日 (金)

七福祈願

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2021年7月 1日 (木)

映画館で

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