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2021年2月

2021年2月28日 (日)

ジョージ・オーウェル「1984年」読み終わる

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 ジョージ・オーウェルの『1984年』(訳 高橋和久)、読み終わった。最初はなかなか「昔のような緊張ある読み方はできないな」と思っていたが、途中から小説の世界に入っていった。

 恐ろしい小説だった。一党独裁の国の支配する超全体主義的な社会で、社会に抵抗感をもった男が国家によって完全にその人間性を破壊されるまでの物語だ。

 ジョージ・オーウェルの想像力は共産主義社会を、当時のソビエトの社会をよくとらえている。その想像力は現在の北朝鮮や中国の社会にまで届いている。見事だと思う。

 政治小説だと前に書いたが、人間小説だ。絶対的な権力が司るきわめて高度に管理された社会での、人々が体験していくだろう心の動きがよく書かれている。ほとんど書けているという感じだ。

 この小説に出てくる管理する党側の人間の「オブライエン」はぼくが最初に通った整体所の指導者のある女性を思いださせた。そして「オブライエン」は次にある男を思いださせた。

 怖い小説だった。

 

 

 

2021年2月27日 (土)

空と

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2021年2月26日 (金)

風景

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2021年2月25日 (木)

空と

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2021年2月24日 (水)

水木しげるの「昭和史」を読んでいる

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 水木しげるの漫画はずっと読む気にならなかったが、ようやく読む気になった。

 

 

 

2021年2月23日 (火)

アガサ・クリスティー「ゴルフ場殺人事件」

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 朝の一息の時間に読んでいる。

 

 

 

2021年2月22日 (月)

光り

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2021年2月21日 (日)

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2021年2月20日 (土)

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2021年2月19日 (金)

ヘーゲル「哲学史講義Ⅰ」を読む

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 ヘーゲルのいう具体的ということのイメージがはっきりつかめない。

 

 

 

2021年2月18日 (木)

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2021年2月17日 (水)

ジョン・コルトレーンの「マイ・フェイヴァリット・シングス」をひさしぶりに聴く

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 やっぱり生命力のようなものを湧き起こしてくれる。

 

 

 

2021年2月16日 (火)

空と

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2021年2月15日 (月)

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2021年2月 5日 (金)

吉本隆明+芹沢俊介「宗教の最終のすがた オウム事件の解決」を読んでいる

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 この吉本隆明と芹沢俊介の対談のかたちの本を読んでいて、あるところで、目が停まった。そこはぼくが通っていたある整体所のことを、その整体所の世界のことをつかむためのヒントがあると思ったからだ。

 右肩痛を治すために通い出した整体所だったが、いろいろな事があって結局ぼくはこの東京の昭島市にあった整体所に11年間ほども通うことになったのだ。

 たぶん五十肩のようなものだったろうが、それを治しに「病院ではない整形外科」に通っているつもりが、ずいぶんひどい所に通っていたのだ。

 通い出してから、心身に大きなダメージを受ける事件があり、その治療もこの整体所を創った整体師に委ねたため、半分闇におおわれた世界にいたのだということが余計に分からなかった。

 この整体所はある女性の整体師が創設した整体所であって、そこでのこの整体師の存在は大きく、通っている12、3人の固定的なメンバーはこの女性整体師に心酔していた。

 「変な所だな」とは通い出してすぐ思ったのだ。この整体師へのメンバーの依存の強さは尋常ではなかった。しかし住んでいた所の近くの医院にしばらく通ったが治らなかったこと、仕事の都合上すぐにでも肩痛を治したかったことなどから通い続けたし、その後心身に強いダメージを受けて余裕を全くなくした状態になってしまったことから選択肢はほかになかったのだ。

 何といってもここは身体を治す所なのだし、いくら変わった所とはいえ、金を払って治療を受ける所なのだ。治療所なのだ。自分の向かって歩いている世界がそんな影のある世界だとは誰も思わないだろう。

 

 ここはこの女性整体師の王国のような所だったとずいぶん後になってわかった。

 彼女は見事にその世界をコントロールしていた。何でもないごくありふれた風景や光景の中にその世界があった。

 なんと奇妙な世界だったろう。

 今はそのことが分かる。しかし長い間分からなかった。通っているうちは分からなかった。事件で受けた心身のダメージが薄らいでくると、引っかかってくるものはあり、心の中や頭の中で何かを浮び上がらせようとはしていたのだが、はっきりとした形はとれなかった。

 そういう世界の外枠をつかもうと読んでいる。

 

 

 

2021年2月 4日 (木)

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2021年2月 3日 (水)

ヘーゲル「哲学史講義Ⅰ」から

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 「他者を自覚するものは他者と同一の存在であり、だからこそはじめて、精神は他者のうちにあっても自己を失うことがない。精神の発展は、外へ出ていき、つぎつぎと自分を展開することであり、と同時に、自分のもとに還っていくことです。」

 

 

 

2021年2月 2日 (火)

赤い実

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2021年2月 1日 (月)

ロウバイ

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