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面白かった。快作だ。
1965年の大映映画で、いまは角川映画の所有となっているらしい。
監督は増村保造。これはシリーズものとなっていて、いろんな監督が撮っているが、増村保造のものを選んだ。これがシリーズ第一作のはずだ。
勝新太郎が出ている。
勝新太郎が出ているならば、例によって、勝新太郎が大活躍する、勝新太郎のための映画でもあるんだろうと思ったが、そうではなく、勝新太郎と田村高広の二人の俳優がメインだ。
原作があって、そのためにこういう風になったのだろうが、勝新太郎ひとりに焦点が当たるよりも、この映画にとってよりいい形になっていると思う。
観ていて、日本の軍隊というのは日本社会の縮図のようなもんなんだなと思った。この日本社会のかたちというのは今も続いていて、この社会は資本主義ということだけでは解けないと思った。
中国の満州にいる日本の軍隊の話で、敵との戦闘場面はない。敵は出てこない。ここが秀逸だ。敵は日本の軍隊なのだ。この設定がいい。
リベラルというのは管理派なんだなということを新型コロナウイルス騒動をみていて思う。
とするとこの人たちが言っている「護憲」というのはどういうことなんだ。
すごい暑さだね。まさに真夏の暑さだ。でも梅雨のときよりは過ごしやすい。
スタンリー・クレイマー監督。1959年の映画。すごい映画だった。驚いた。なぜ今まで観ることがなかったのか。ちゃんとこの映画のことが伝えられていないのだ。
原作があるのだろうか。オリジナルなら凄い。「最後」が引っ張られすぎて、せっかくの衝撃と感動が薄まっているが、それでも「最高の映画」の中の一本に入るだろう。
真夏になって、はっきりと汗がよく出るようになった。それが梅雨のときとはちがう。
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