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2019年12月25日 (水)

けっこう面白かった「ハンガーゲーム」

 怒ったり、嘆いたりすることが多いので、気晴らしにと借りた『ハンガーゲーム』だったが、けっこう面白かった。考えさせられた。

 現代社会の寓話になっていて、いまの金融資本主義社会の問題点をつかまえている。

 なんでも娯楽にしてしまうこと、見世物にしてしまうこと。先端科学技術が国民の管理の道具にされていること。人を信じれば自分が傷ついてしまうこと、なんかだ。

 音楽は、徹底して感動を強制する付け方をしないままでやって欲しかったが、そうではない場面がでてきた。それが残念だったが、借りてよかった映画だ。

 いろいろ考えたな。

 ぼくらのこの社会は本当に民主主義的な社会なんだろうか、ということ。日本は江戸時代、明治、大正、昭和、平成、令和と時代が変わってきたけれど。封建的な社会、軍国的な社会、全体主義的な社会、民主主義的な社会と変わってきたけれど、民主主義の今ほど人間がだめになった時代があるんだろうかと思う。

 これは一体どういうことなんだろうと思う。

 このことを考えさせられた。

 

 

 

 

 

 

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