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2019年9月

2019年9月30日 (月)

小林秀雄「表現について」を手に入れる

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 『小林秀雄集』に載っていた「金閣焼亡」に強い影響を受けた。それでこの『小林秀雄集』は図書館で借りたものだから、「金閣焼亡」の載っている本を手元に置いてまたゆっくりと読みたいと思った。それぐらい重要だとおもうことがあった。

 もしかしたら手元にある小林秀雄の本のなかの「金閣焼亡」を見落としてないかと小林秀雄の本を全部調べたが、ない。本屋も回ったが、ない。それで詩の友人でもある尼崎市の古書店「街の草」の加納成治さんにお願いして探してもらうことにした。

 『小林秀雄集』のなかの「金閣焼亡」は字が小さかったので、もっと大きい、普通の大きさの文字で読みたいという条件もつけてお願いした。

 それで面倒をかけてしまったが、みつけて送ってくれた。思いがけず、代金はぼくの詩集と交換でいいということだった。

 ありがたい。

 

 

 

 

2019年9月29日 (日)

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2019年9月26日 (木)

小林秀雄の頭寒足熱

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 『小林秀雄集』に載っているもの。小林秀雄が書いたんだろう。興味深いな。

 整体なんかでよくつかわれる言葉だが、小林秀雄が整体をやっていたとは聞いてないし、小林秀雄が教養としてもっていた言葉なんだろう。

 

 中国のツボ、いわゆる経絡(けいらく)から来ている言葉だとおもう。東洋医学でよくつかわれている言葉でもあるんだろう。

 貝原益軒の『養生訓』あたりにも載っているかもしれない。

 

 「頭寒足熱(ずかんそくねつ)」というのは人間の身体の状態についての認識で、頭に熱はなく、涼しくあり、熱は身体の下の方、足の方にあったほうがいいという考えのことだ。

 おそらく小林秀雄がものを書くときじぶんに言い聞かせていたことなのだろう。

 

 

 

2019年9月25日 (水)

ゴマをする

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 今までいりゴマのまま食べていたが、歯の治療が上手くいってなくて、ゴマを噛み砕こうとするとき微妙に違和感がでてくる所があるので、ゴマをすって食べることにした。

 いい香りがしてくる。この香りがゴマの魅力だとわかる。

 

 

 

2019年9月24日 (火)

木と空と

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2019年9月23日 (月)

バッタがいる

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2019年9月16日 (月)

メル・ギブソンの「アポカリプト」

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 これは掘り出し物だった。ツタヤで何を借りようかと棚をずっと見て歩いていて、これは面白いんじゃないかなと借りたのがこれだった。

 アマゾンの密林のなにか、古代の壮大な歴史物という感じのDVDの入れ物にある宣伝文と写真だった。

 メル・ギブソンは『ブレイブハート』という映画も監督しているから、結構いけるんじゃないかとおもったのだ。

 掘り出し物だった。

 民俗学的にいうと、おそらく氏族あたりなんだろうと思うが南米の密林に点在している氏族があり、それを統合して巨大な国家を造ろうとしている氏族というか、すでに国家のかたちをとっている氏族もあり、その氏族間の抗争、巨大な国家の誕生するときのあつれき、悲劇、巨大な国家の暴力、その巨大な国家に一人挑もうとする滅ぼされた氏族の若い男。

 そんな物語だ。かなり面白い。メル・ギブソンは出演せず、監督に専念している。このあたりにもメル・ギブソンのやる気がうかがわれる。

 歴史的な物語なのに面白く作ってある。誰でも知っている歴史ではなく、南米のインカ帝国かマヤ帝国かアステカ帝国かそんな時代の話だから、説明がいる。その説明も観ているうちに分かるように作ってある。

 しかしヒットはしなかったろう。スターは誰も出ないし、南米の氏族間の抗争という話だ。

 入れ物に何々賞受賞というのもなかった。評価されなかったのかもしれない。南米の古代国家の祝祭には生け贄が使われていたというのはよく知られていることだが、その祝祭で、階段状に建てられた神殿でほかの氏族の捕虜が生け贄にされる場面もある。古代の文明の様子がよくわかる場面で、面白くは作ってあるが、逸脱はしていない。しかしジャーナリズムからは「人種差別的だ」みたいな勘違いなことも言われたような気がする。

 この映画がちゃんとした評価を得ていないとしたら残念だ。

 面白いんだ。メル・ギブソンのやる気が満々としている。映画愛がある。

 

 メル・ギブソンはあまり名を聞かなくなった。女性問題か何かで評判を落としているような記事をだいぶ前に読んだとおもう。それにこの映画がヒットせず、ジャーナリズムの評判もよくなかったことが影響しているのではないかと推測する。

 メル・ギブソンは借金と失意に苦しんだんじゃないかと推測する。

 『アポカリプト』は絶対ヒットするし、高い評価を得ると信じて疑わなかったんだろうな。

 

 「アポカリプト」というのはどういう意味なんだろうと思って調べたが、ぼくの持っている英和辞典には載ってなかった。ネットにあったものをそのまま引っ張ってくると「ギリシャ語で『隠されたものが明らかになる』という意味」だそうだ。

 

 

 

 

  

2019年9月 9日 (月)

「季刊詩的現代」30号

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 『季刊詩的現代』30号が出来ました(9月7日発行)。

 ぼくは「『記憶へのしずかな旅』を書こうとする」という詩を書いています。

 特集は<鮎川信夫の詩「アメリカ」を読む>です。

 

 

 

2019年9月 8日 (日)

サティを聴く

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 このごろサティをよく聴く。

 ピアノのゆっくりとした音がいい。

 

 

 

2019年9月 7日 (土)

赤い花

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2019年9月 6日 (金)

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2019年9月 5日 (木)

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2019年9月 4日 (水)

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2019年9月 3日 (火)

風景

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2019年9月 2日 (月)

香港の自由

 土曜日、TBSの「報道特集」の香港についての報道をみていたが、厳しい状況だと思う。

 展望はほとんどないんじゃないか。

 トランプがアメリカの大統領になったとき、香港や台湾のことが頭に浮かんだけれど、怖れたとおりになってしまった。

 トランプには香港の政治的自由にたいしての関心なんてないだろう。香港についての発言があったとしても、香港の人権、香港の政治的独立にたいしての、それらにたいしての本当の関心なんてないだろう。

 ウイグル人自治区に強制収容所を造ったりすることをみていても、中国共産党が自らの権力の維持のためにはなんでもやる、ということを明らかにし続けているわけだから、難しいよ。

 中国共産党が香港の政治的自由にたいして寛容な政策をとることは考えられないと思うし、香港の一国二制度を守ることも考えられない。

 状況は厳しい。

 何でもやるだろう。

 テレビではデモか何かの容疑で捕まっていた若い女性が、インタビューに答えて健気なところをみせていたが・・・、

 目を背けたくなるような状況が来ないことを願うばかりだ。

 

 しかし香港に住むこれだけ多くの人が抗議の声をあげても(多数派だろう)、聞こうとしない権力というのは一体何だろうと思う。異様な権力だ。

 

 

 

2019年9月 1日 (日)

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