アガサ・クリスチィ「オリエント急行の殺人」
ドン・ウィンズロウの『ザ・カルテル』にゲンナリさせられたので、それと真逆にあるような推理小説を選んで読んだ。
アガサ・クリスチィ『オリエント急行の殺人』。
『ザ・カルテル』では何百人、何千人と殺されていくが、『オリエント急行の殺人』では一人だけが殺されていく。
しかし『オリエント急行の殺人』のほうがずっと面白い。
ドン・ウィンズロウはまだ読んでいないのをみつけるとすぐ読んできたが、これからもそういう読み方ができるかな。この前に読んだ『ダ・フォース』も面白くなかった。
アガサ・クリスチィというのは今はアガサ・クリスティと呼んでいるはず、『オリエント急行の殺人』は『オリエント急行殺人事件』のはず。
この本は1959年が初版の本。東京創元社から。
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