新保 啓「岬の向こうに」
これはいい詩集だった。
全部で22編。詩集はこれぐらいの編数がいい。
すっきりとしたいい姿勢。 遠くをみる静かなかたち。
新保啓が詩を書こうとするときの、その姿勢のつくる世界との関係がいいのだ。
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