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2019年2月

2019年2月27日 (水)

ジョン・コルトレーンを聴く

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 寝る前に整体やヨガ、ツボ押しをすることにしていて、そのとき音楽をかけるのだが、いまはジャズをかけている。

 ジョン・コルトレーンの音楽がいい。マイルス・デイビスはよく聴くけれども、寝る前に身体をゆるめようとするときには向いていない。

 マイルス・デイビスの音楽には「冷たさ」があってそこが魅力だし力でもあるんだけれど、身体の緊張を解こうとするときにはだめだ。

 コルトレーンの音楽がいい。中でも『マイ・フェイヴァリット・シングス』がいい。

 コルトレーンの音楽はあたたかくて、心の血流がよくなるようだ。






 

2019年2月25日 (月)

ジョン・レノン/プラスティック・オノ・バンド「ジョンの魂」

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 ジョン・レノンがビートルズを脱退してから、あるいはビートルズが解散した後になるのか、とにかくジョン・レノンの最初のソロ・アルバムだ。

 緊張感あふれるレコードで、とくに「GOD」という歌はすごかった。この歌の詞はずっとぼくの心に残っていた。






 

2019年2月23日 (土)

ビートルズ「サージェント・ペッパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」から

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 弟からビートルズの全アルバムをもらって聴いている。時間順ではなく、手に取ったものから聴いている。

 初期のロックンロールがいい。弾んでくる。何度でも聴ける。中期になるのかストレートなロックもいい。しかしビートルズの最高傑作ということになっている『サージェント・ペッパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』が意外によくないのだ。ぼくもこれがビートルズのなかでは一番だとおもっていた。

 どうしてだろうと考えた。これはぼくらが、ビートルズが、時代が、「高度さへの志向」のなかにいたためだろうと考えた。

 『サージェント・ペッパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』は手の込んだ、複雑な、重層的な作りのアルバムだ。これまでとはちがっていた。

 長い間、時代は、人間は「高度さへの志向」のなかにいた。いつからそれは始まったんだろう。近代からか。ヘーゲルはそのなかにいたし、マルクスもいた。吉本隆明もいた。レーニンも田中角栄もそのなかにいた。1967年に出た『サージェント・ペッパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』もそのなかにあったのだ。

 だからぼくらはビートルズのこれまでで一番複雑そうな、「層」というものを感じさせる『サージェント・ペッパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』を最高のものとして受け入れたのだ。

 そしてその「高度さへの志向」の時は、おそらく日本では1970年代後半に終わった。アメリカではもうちょっと前に終わっていただろう。

 そうして2019年2月のある曇った日の午前に『サージェント・ペッパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』を聴くと、こういう印象になってしまうのだ。

 あれからぼくらはどういう方向に向かっているのか、逆の方向、「低度さへの志向」へ向かっているのか。いったいどこへ向かって歩いているのだろう。



 

 

 

2019年2月22日 (金)

光りのなかの帽子

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2019年2月21日 (木)

白い花

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 名前は分からない。






 

2019年2月20日 (水)

ビートルズ「プリーズ・プリーズ・ミー」を聴く

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 ビートルズのデビューアルバム。繰り返し聴ける。






 

2019年2月19日 (火)

黄色い花

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 ロウバイというのか。






 

2019年2月18日 (月)

ビートルズ「ラバー・ソウル」を聴く

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 「愛の魂」とかそういう意味なんだろうと思いこんでいたが、「Rubber Soul」で、「Rubber Sole」=ゴム底の靴。からひねって「Rubber Soul」としたみたいで、とくに意味のない、言葉遊びのようだ。






 

2019年2月17日 (日)

風景

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2019年2月16日 (土)

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2019年2月15日 (金)

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2019年2月14日 (木)

新保 啓「岬の向こうに」

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 これはいい詩集だった。

 全部で22編。詩集はこれぐらいの編数がいい。

 すっきりとしたいい姿勢。 遠くをみる静かなかたち。

 新保啓が詩を書こうとするときの、その姿勢のつくる世界との関係がいいのだ。






 

2019年2月13日 (水)

木谷恭介「阿寒湖わらべ唄殺人事件」

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 木谷恭介自身が書いている「初刊本あとがき」を読んで、この推理作家に興味をもった。






 

2019年2月12日 (火)

初雪

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2019年2月11日 (月)

りんごをみそ汁に入れる

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 りんごをみそ汁に入れると風味がでる。





 

2019年2月10日 (日)

葉と花瓶

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2019年2月 9日 (土)

風景

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2019年2月 8日 (金)

空と

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2019年2月 7日 (木)

赤い実

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2019年2月 6日 (水)

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2019年2月 5日 (火)

空と

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2019年2月 2日 (土)

金成隆一「ルポ トランプ王国」

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 良いアメリカについての本だった。

 アメリカのトランプ支持の多い地域に行って、トランプ支持者たちの声を聞いている。

 なるほどなあと納得できる声もあるが、それでもこの人たちは、ドナルド・トランプという人間をちゃんと見ていないという思いはのこる。

 読み終わってしばらくしておもったが、トランプに投票した人たちのなかには、国民からはなれてしまった政治の世界を、もういちど国民の側にもどしたいと思って投票した人もいただろう、そのことをおもった。

 いちばんよかったのは、著者の金成隆一がトランプのアメリカを語っている第7章の「アメリカン・ドリームの終焉」で、納得できるものだった。トランプのアメリカについては多くの人が語っているが、これは最も的確なものの一つだと思う。

 個人的には前しらべたアメリカの福音派の存在というものからトランプ支持をみることはやはり有効だとおもえた。その印象ももった。




 

2019年2月 1日 (金)

妹尾佐知丸(さちまる)「血管マッサージ」

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 血管マッサージというのは聞いたことなかったが、けっこう興味深い本だった。

 血液と血管という人間のからだを巡り、人間のからだに必要なもの、酸素や栄養を与え、不要になった二酸化炭素や老廃物を回収していくという動きを、働きをわかりやすく説明してくれる。

 この人間の身体の動き、働きについて、わかりやすく説明してくれるというのが、ミソで、そういう本は少ないのだ。

 これはかなりわかりやすく説明することができている本だ。




 

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