「虫といっしょに家庭菜園」
小川幸夫著、腰本文子取材・文『農薬に頼らずつくる 虫といっしょに家庭菜園』。
読みやすく、有益な本だった。
農薬を使わずに野菜を作ろうとするものにとって、テントウムシは益虫なんだが、テントウムシのなかにも害虫が一種類あると教えてくれている。しかし似ている。見分けがむずかしい。
ヨトウムシという幼虫がいて、毛のない毛虫って感じだが、夜盗虫という意味で、夜行性。この虫が玉ねぎの苗を見事に断ち切るって感じで、食べる。最初はわからずに猫が畑を歩くかなんかして、苗が折れたのだろうと思った。あるいは鳥か。しかし夜盗虫だった。
ぼくはそういう幼虫がいるとは知らなくて、最初の畑作りのときなんかは、土を掘り起こしていて、幼虫をみつけると(夜盗虫だったろう)、わざわざ土の中にもどしたりしていた。
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