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2018年7月28日 (土)

ヘーゲル「哲学史講義Ⅳ」についてのメモ  その8

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 「おのれを認識し、おのれを発見するという精神のこの労働、この活動こそが、精神そのものであり、精神の生命です。」

 「精神は自己を自然や国家として生みだします。」

 「わたしが示したかったのは、後の哲学はかならず前の哲学を前提にして生まれる、という哲学成立の必然性です。」

 「なにか特別のことを考えているといったうぬぼれにとらわれてもならない。というのも、内面にある共同体の精神をとらえることが現代人としての個人の立場であり、」

 もうすっかり、この世の中というか、この社会がいやになってしまったが、(バラバラだ)。それでもぼくのなかにたしかにあるだろう、この社会のもの、この時代のもの、その共同性の声を聴くべきだという教えは、新鮮だし、うっとうしくもあるがうれしい呼びかけだ。

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