ヘーゲル「哲学史講義Ⅲ」についてのメモ その5
「プラトンは国家の理想形態として、人間が理性的に生きる状態を構想しました。人間が国家のうちに生き、法や道徳や慣習が人間によって受けいれられる状態が、理性が現実に存在する証(あかし)の一つです。そして、世界がそのような理性状態にあることによって、はじめて、外部世界と内部世界が具体的に照応し、具体的な調和が存在します。」
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