ヘーゲル「哲学史講義Ⅲ」についてのメモ その7
ぼくがヘーゲルを熱心に読むようになったのは、『哲学史講義』に書かれている内容そのものにたいしてだったけれど、はじめはそうだったけれど、ぼくはある事件を、ぼくの体験したある事件を見返そうとしていて、その行為のなかで、じぶんの混乱をさけるための、道に迷わないための、リトマス試験紙というか、足もとを照らす光というか、そういうものとしてもヘーゲルを読んでいた。
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