「クリトン」
「ソクラテスの弁明」につづいて「クリトン」を読んで、活路がひらけたように思ったが・・・、難しい。
ソクラテスは明らかに神(ダイモーン)を信じていた。ほかの誰がみていないとしても神(ダイモーン)だけは自分のおこないを見ているとおもっていた。
いまの日本でそういう存在を思うことはできない。特別に信仰の道にはいっている人間でなければ無理だ。その人たちでもソクラテスのように明らかに神が、自然に存在するとは思ってないんじゃないか。
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