「ヨーガ・セラピー」という本を読んでいる
インドで生まれたヨーガと中国で生まれたツボ、経絡(けいらく)という身体のとらえ方が、見方がいまの日本の整体にまで流れてきている二つの大きな身体についての思考の源流なんだろう。
ヨーガというのは論理的で、ドナ・ファーリの『自然呼吸法の本』を読んだときにもおもったが、西洋医学との親和性を感じる。
日本の整体、片山整体や野口整体というのはもっとふわっとしていて、オリジナルな日本独自の道を歩んでいるといえる。
この本を読むことになったのは、図書館の本棚をすらーっとながめていて、「ヨーガ・セラピー」という題が目にはいったからだ。
「ヨーガ・セラピー」という題をもっている本はこれだけだったとおもう。
著者はスワミ・クヴァラヤーナンダ+S.L.ヴィネーカルとなっていて、共著で、インド人のようだ。なんと言いにくい名前なんだろう。訳は山田久仁子という人。
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