「独合点」129号
金井雄二さんの個人詩誌『独合点』(ひとりがてん)129号に「街」という詩を書きました。
前にもいちど『独合点』には書かせてもらったことがあるけれど、もう129号になっている。よく続いています。
『独合点』129号の内容は、
布村浩一 詩「街」
金井雄二 詩「驟雨」
金井雄二 評論「詩集書評」
となっています。
金井さんは「詩集書評」のなかでいくつかの詩集を取り上げているけれど、その中に秋島芳惠さんの『無垢な時間』があります。
秋島芳惠さんは木村恭子さんのやはり個人詩誌の『くり屋』で続けて詩を発表し始めてから、ぼくは知ることになった詩人で、91才の方です。
91才で第一詩集です。『無垢な時間』の中には30代前半の詩から収められているから長いキャリアの方です。ぼくは知らなかった。
長く詩を書き続けてきた秋島さんがなぜ91才になるまで詩集を出さなかったのか、それ自体が一つの<物語>です。
ぼくもいずれこのブログで秋島芳惠さんの『無垢な時間』について書いてみたいと思っています。
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