ヒッチコックの「めまい」を観に行く
お見事。
ラストは圧巻。
思わず息を飲んだ。時間がとまった。
ヒッチコックの映画だというので推理サスペンス映画だとおもって観に行ったら、妖しい愛の物語だった。
ヒロインのキム・ノヴァクは骨太のぶ厚い体をした女優で、相手役のジェームズ・スチュワートとのラブ・シーンでは、ジェームズ・スチュワートより顔がデカいんだなあとおもいながら観てしまう女優なのだが、そのキム・ノヴァクを、ヒッチコックは神秘的な雰囲気をもつ美しい謎の女にみがきあげている。
観ていてヒッチコックという人はエロス上の傷を負っているひとかもしれんと思った一本。
1958年のアメリカ映画。
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