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2016年10月

2016年10月31日 (月)

夜の風景

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2016年10月30日 (日)

「続・夕陽のガンマン」を観に行く

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 スカッとしたくて観に行ったけれど、それ以上の映画だった。
 セルジオ・レオーネ監督。
 音楽はたぶんエンニオ・モリコーネだとおもう。
 三人のガンマンを中心に話が展開するのだが、その一人クリント・イーストウッドがメインというよりも愛嬌のある悪党ガンマンを演じたイーライ・ウォラックが目立つ。
 やや長くはあった。映画館を出てケイタイの時間をたしかめたら、三時間くらい観たんだとわかった。
 1966年のイタリアでつくられた西部劇。いわゆるマカロニウエスタン。
 

2016年10月29日 (土)

男と女

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2016年10月28日 (金)

お茶の水で

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2016年10月27日 (木)

「健康帝国ナチス」 不気味だが得るところのある本

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 何年か前に買ってそのままになっていたのを読んでみる。これは新刊の本屋で2200円+税で買ったものだ。
 著者はロバート・N・プロクター、訳は宮崎尊のものだが、序文を読んだところで、おれには合わんと判断する。
 なぜこの本を買ったのかはわかる、ひとつは当時働いていた職場の建物にアスベストが使われてあって、そのアスベストについての記述があったからだ。それとこの本のタイトル名にひかれたこともあった。とにかくちょっとは立ち読みをして、買ってもいいと思えるところがあったのだ。
 しかし序文を読んだ時点でこの著者のスタンスが気に食わない。
 むりして読みたくないとおもう。
 おれには合わん。
 今まで合わないが(そのことに気づきもしないで)、読まなければならないと思った本をいっぱい読んできたけれど、けっきょくそういう本は身に付かなかった。
 2200円を超える額で買ったことと、もう読む気がしないものは読まなくてもいいんじゃないかという思いでモンモンとする。これがブックオフか古本屋で100円くらいで買ったものなら10秒で結論は出たろうが、そういうわけにもいかない。
 それで雑誌類をゴミ出しする日というのは週一回しかないので、その日がくるまで何となく手にとって読んでいたんだが、けっこう興味をひかれるところもあったりするのだ。
 第四章の「職業病としてのガン」まで読んだところで、
 けっこう面白いじゃないか。
 なんと啓示的な本だろうなどと思ってしまった。
 ナチスの医学は、いまの日本、いまのアメリカ、いまの世界の医学をあらわしているようでさえある。
 不気味だなあ。
 いまの日本の医学、世界の医学というのはナチスの医学のあとを追いかけてきたようじゃないか。
 だが「ナチスの医学」といえども、政治イデオロギーに一元化して語ることのできるものじゃなかったらしい。
 医学は医学という道もあるということか。
 著者のロバート・N・プロクターの姿勢は良いとはおもわない。姿がはっきりみえないところがあって、ぐじゃぐじゃしているのだ。
 でも、へぇ~そうだったのか、という事実がいっぱいでてくる本でもある。

2016年10月26日 (水)

くにたちの空

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2016年10月25日 (火)

マクドナルドで

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2016年10月24日 (月)

「生きる」を観に行く

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 『フォトグラファーズ・イン・ニューヨーク』、『ジャニス リトル・ガール・ブルー』とドキュメンタリー系の映画を二本つづけて観たけれど、映画の出来としてはどちらもいまひとつだった。
 それですご腕の黒澤明の映画ならまちがいないだろうと観に行ったが、これも期待ハズレだった。
 1952年の映画で、その年度のキネマ旬報のベストテン第一位の映画だけれど、いま観るとそれほどの出来の映画だとは思えない。
 死におびえる志村喬の熱演も、当時はこれでよかったんだと思うが、いま観ているとリアルな感じがあんまりしない。方向がちょっとちがってるんじゃないかと思った。
 

2016年10月23日 (日)

これで納得 イスラム教のこと

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 10月21日の朝日新聞の朝刊で、池内恵という人がイスラム教について話していて、これは非常に秀逸なもので、分かりやすく、柔軟だった。ぼくがイスラム教についてもっていた釈然としない思いが、はっきりと語られていて、オォと思った。
 この池内恵という人の話はテレビで何回か見ていて、話のうち一回は気になったけど、あとはどうということもないって感じだった。でも今回の記事の話は鮮烈によかった。
 ぼくが釈然としない思いをもっていたのは、西欧の学者というか、思想家というかそういう人たちのイスラム教、イスラムの人たちへの対応で、ひどくアンバランスな感じがしていた。
 イスラム教というものをよくわかってないんじゃないか、相手をよくみないで、じぶんらの思想に酔っているだけなんじゃないかと思っていた。
 日本の文化人やジャーナリスト、知識人、学者のイスラムについて語ることにもおなじ思いを持っていた。
 この人たちの言っていることは、じつはイスラム社会では通用しないんじゃないかと思っていた。
 そういったことについて池内恵の言っていることは、短いが非常にはっきりとした具体的な話で、ぼくは納得した。
 全部引用すれば非常によくわかると思うが、そうもいかないだろうから、最初から区切りのいいところまでと、最後のところを引用してみる。
 
 「西欧が自由と平等を掲げる以上、イスラム教にも様々な権利を与えるべきだと考える人は多いでしょう。では、そのイスラム教は西欧のような自由を認めているでしょうか。イスラム社会で他の宗教を信じることが許されますか。
 イスラム教の教義が主張しているのは、正しい宗教、つまりイスラム教を信じる「自由」です。ユダヤ教やキリスト教などは、間違いはあるが許容できる宗教として、信者がイスラム教の優位性を尊重する限り存在が認められますが、多神教は明確に排撃されます。実際、中東諸国で仏教寺院を建てることはできません。イスラム教の信仰を捨てる自由も認められない。欧州で「少数派の権利を守れ」と主張するイスラム教徒が、イスラム教が多数の社会では「少数派や異教徒は神が決めた区別を受けるのは当然だ」と信じているところにズレがあります。」
 「この問題は、「自由な社会は、自由を否定する思想も受け入れてなお維持できるのか」という普遍的な問いかけを含んでいます。ただ、欧州のリベラル派はそのことに気づいていない。自らが奉じる「自由」という言葉が普遍的であるという観念に惑わされ、西欧思想と同じ意味でイスラム教も自由で平等な思想だと勘違いしているからです。」

2016年10月22日 (土)

花の世界か、葉の世界か

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2016年10月21日 (金)

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2016年10月20日 (木)

トランプ対クリントン

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 ヒラリー・クリントンはすでに政治の世界に慣れきってしまっている、というイメージの候補者なんだろうけど、ドナルド・トランプへの根強い支持は大変な時代がやってきたことを教えている。

 ぼくはアメリカ社会の退廃をみる。

 いまのアメリカの政治や社会の体制からあんまり恩恵を受けてない人たち、ハジかれている人たちからだけの支持とはおもえない。

 また今の文化的な流れに異議をもつひとたちのとりあえずの支持も集めているとしてもそれ以上のものがあるとおもう。

 中国やロシアとはもちろんちがうが、むきだしの暴力や抑圧よりはずっとマシだとおもうけれど、アメリカはアメリカでむずかしいところにきているのだ。

 

 

2016年10月19日 (水)

だいだいの花

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2016年10月18日 (火)

露店

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2016年10月17日 (月)

朝の木

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2016年10月16日 (日)

大学通りで

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2016年10月15日 (土)

葉の世界

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2016年10月14日 (金)

ボブ・ディランにノーベル文学賞

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 グッドニュースだ。

2016年10月13日 (木)

画集をみる

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 広々とした海岸の絵。
 この絵に目がとまった。
 人びとの様子もいい。

2016年10月12日 (水)

唐組「夜壺」を観に行く

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 ぼくはカレンダーをメモ帳代わりに使っていて、予定を書き込んだり、用事を書いておいたり、人と会う予定を書いたり、という具合につかっている。そういうカレンダーが1992年の分から残っていて、最近じぶんの時間をたどってみようという気になって、たまったカレンダーを見たりするのだが、唐組の芝居はじつによく観に行っている。感心するぐらいよく観ている。
 唐組の芝居に惹かれているということはもちろんあるのだが、ひとつには当日観に行っても券が買えて、その日に観ることができるということが大きかったとおもう。
 というわけで、今回も観に行った。
 唐組・第58回公演、『夜壺』。
 作=唐十郎
 演出=久保井研+唐十郎
 場所は猿楽通り沿い特設紅テント
 お茶の水駅から歩いて10分くらいの所で、明治大学の校舎がそばにある。去年も来ているから大丈夫だろうとテキトーに歩き出したけれど、例によって迷ってしまい、遠回りをしてしまったが、無事に紅テントをみつけた。
 舞台から稲荷卓央や岩戸秀年がいなくなり(岩戸秀年はカレーのCMでよく見かけるようになった)、唐組の役者陣も変わりはじめている。
 気田睦を柱にして赤松由美、岡田悟一、福本雄樹といった役者たちにいままであんまり目立たなかった者たちがからんで『夜壺』は繰り広げられる。
 売れないマネキン造りの会社、中小企業の奈田マヌカンで繰り広げられる騒動は、唐組のものとしては跳ねてない、しんみりしているなという印象だが、辻孝彦が登場してからは唐組らしい華やかさとニギヤカさがでてきた。
 地下の通路をおもわせる薄暗い舞台の上での、物語のうねりと進行は分かるのだが、物語のセリフ上のながれはよくつかめないという唐組のいつもの舞台だが、精悍さをただよわせた辻孝彦が登場してからの芝居はよかったとおもう。しっかり物語と人がからみあっていた。
 これは失敗作か、と天井を見上げて思ったりしていたんで、余計グッときた。
 舞台と現実の通路がこじ開けられ、風が吹き抜け、人が向かっていくラストはいつものとおりだが、最後の最後、何か大切なものが成就した。そんな情景がみえたようにおもう。
 
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2016年10月11日 (火)

「本と本屋とわたしの話」11号 

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 宮井京子さんの『本と本屋とわたしの話』11号に、「近くの図書館に通う」というエッセイと写真を寄稿しました。

2016年10月10日 (月)

太宰治の小説をよむ

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 『走れメロス・新樹の言葉 他九編』という文庫本。
 目次のところの「新樹の言葉」に○印をつけてある。
 今回は「富獄百景」と「東京八景」を読んだ。

2016年10月 9日 (日)

赤い葉

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2016年10月 8日 (土)

いつもの散歩道で

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2016年10月 7日 (金)

今日南武線で

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 今日南武線の乗換駅で「安保法制反対」のビラをくばっている人たちがいて、へんなカンジじゃなかったけれど、ほとんどの人はビラを受け取ろうとしない。ビラには「一年前、国会周辺は熱かった」という文字があったけれど、この駅では一年前も二年前も三年前も「反応のない反応」の人たちが大勢通り過ぎていただけだった。

2016年10月 6日 (木)

駅から

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2016年10月 5日 (水)

雑誌を読みかえす

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 『Kototoi』2号にある吉本隆明のインタビューを読み返す。それと金森修の「自律的市民の<叛乱>のために」も読み返した。
 吉本隆明のインタビューは「固有値としての自分のために 第二回」となっていて、詩について語っているもので、いいものだった。
 金森修のものは目次のところに○印ではなく□印が付いている。「まあまあ」というえらそうなメモまで付けていた。
 一度目はそんな感想だったんだ。こんどはトイレのなかで読んでいたんだけれど、いたく共感した。そうだと思った。
 これは今年の憲法改正の問題が浮び上がった参院選と東京都知事選の結果が影響している。
 ぼくはがっくりきた。モンモンとした。
 しかしいまの状況で、政治のことばかり考えるというのは疲れる。出口がみえないからウツウツとしてくるし、うんざりしてしまう。飽き飽きもする。この状態からは離れたほうがいいと考えて、自覚的に離れている。
 

2016年10月 4日 (火)

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2016年10月 3日 (月)

小さな葉の群れ

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2016年10月 2日 (日)

白い花

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2016年10月 1日 (土)

ミドリのナツミカン

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