綿矢りさの小説
綿矢りさの小説をひさしぶりに熱心に読んだ。
朝日新聞の夕刊で毎週金曜日に載っている『私をくいとめて』という小説だ。なぜ読んだかというと主人公の女性が整体院で整体をうける描写がすごくよかったからだ。
7月29日に載ったもの。
さすが小説家という感じ。
この整体院の整体師は腕のいい整体師だ。
ああ気持ちいいだろうなあと思いながら読んだ。
綿矢りさの小説は『インストール』だったかな、『蹴りたい背中』だったか、ああいう感じがよくて、好きで、読んでいた。
スピード感があって、加速感があって、という文章にひかれたんだと思う。コーナーを曲がるときちょっと身体が浮くような感じがあったのかもしれない。しばらくは小説も買いつづけて熱心に読んでいたけれど、いつの間にか読まなくなってしまっていた。
この連載小説は読んでみようか。
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