自治会の集まりに出る
地元の自治会の集まりに出た。
ぼくは評議員というのをやっている。自治会費の集金や回覧板をまわすといったことに関するのが主な仕事だが、今の時代、人に何かを頼むということには気をつかってしまうので、そのへんがむずかしいところだよな。
自治会にはいる人は減る傾向にある。しかし新しく入ってくるひとも少なくはないという状況のようだ。
お年寄りで病気になってしまい生活保護を受けている人の苦境を目の当たりにすることもある。ケースワーカーの対応がきつくて悩んでいたが一息つけたようだ。
身体が充分に動かなくなると、状況や環境に対応しようとする気力も失せていく、それが問題だと思った。ひとりだけで悩まずいろんな窓口を利用したらいいと思うのだが、そういうアドバイスをしているのだが、そういうふうに動いてくれるだろうか。
ぼくにしても人と関わり、助けたりすることに腰がひけているところがある。他人との関係に、あいだにバリヤーを張っておきたいのだ。この社会で楽に生きる方法というわけだ。そういったことに関わるのが自治会の本来の仕事でもないわけだし(定期的に自治会と市が協力して福祉相談会を設けたりはしている)。
ここの自治会は大所帯だが、長く会長の席にいるひとがクセのある面白い人で、それが自治会への求心力になっている。この会長が辞めるようなことになったら、なかなか大変なことになるんじゃないかなと思った。
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