葉っぱの世界

大学通りで。
イギリスがEU離脱へと向かう。
世界は動いているなと思った。
イギリス人は面白い選択をするなとも思った。
離脱、残留どっちがいいのだろうというのは、イギリスに住んでいるわけではないし、くわしくもないから、当然よくわからない。
テレビや新聞の報道から思うだけだが、どちらかといえばEU残留の方が開いた感じがするから残留のほうがいいのかなと思ったりするぐらいだった。
どう判断すればいいのだろうと思っていたが、ハリー・ポッターの作者が残留支持で、ミック・ジャガーが離脱支持という報道もあって、ますますどう考えたらいいのかわからないような感じだった。
テレビと新聞で、イギリスの地方のほうではポーランドあたりから働きにくる移民労働者が、地元に住む人間では働けないような安い賃金で働くため、地元の人は職をうばわれ、そのため離脱支持が多いのだという報道があって、ああそれなら分かると思った。それならその人たちが離脱支持になるのがわかると思った。
EUの賃金の安い地域から働きにくる人たちは、いずれ来たところに帰るわけだから、金はなるべく使わないようにするだろうし、安い賃金でも働くだろう(テレビでインタビューに答えていたポーランドの人は、ポーランドの4倍の賃金だと言っていた)。イギリスの企業は当然安く使える人間ほうを選ぶだろうから、これは構造的な問題となっていて、解決のみえない問題だったろう。
ここだけ分かったが、あとのほかの問題とかはよく分からないわけで、どうなるんだろうなあ、どう判断すればいいのだろうと思っていた。
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投稿: 布村 | 2016年6月25日 (土) 11時05分