「MY LOST AMERICA」

アメリカの人と街と風景を撮った写真集。
さびれた風景、街のなかの廃墟、濃い化粧のおんな、棄てられたアパート。すれちがう男やおんなの体温を一瞬感じるような街の雑踏。
写真集をずっとみつづけていて、なぜこの写真集が印象にのこったかというと、アメリカの人の、街の、風景のなかにそれは索莫さを感じさせるものだけれど、そこにちゃんとアメリカの生活というものが映っていたからだろう。
中野正貴という人の写真集。
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- ヘーゲル「哲学史講義Ⅰ」から(2023.05.29)
- アガサ・クリスティー「死が最後にやってくる」(訳 加島祥造)(2023.05.13)
- 「歩く」(2023.05.12)
- ヘーゲル「哲学史講義Ⅰ」から(2023.05.11)
- 奥野健男「日本文学史 近代から現代へ」読み終わる(2023.05.01)
コメント