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2016年3月 7日 (月)

「マグナム 20世紀の顔」という写真集をみる

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 マグナムというのはロバート・キャパ、アンリ・カルティエ=ブレッソン、デヴィッド・シーモア、ジョージ・ロジャーらが結成した写真家集団のことだ。

 ロバート・キャパはよく知られている写真家で、スペイン内戦のときの倒れかかる兵士の写真や第二次大戦の連合軍のノルマンディ上陸のときのちょっとボケている、渚で銃を撃とうとしているような兵士の写真などは一度はみたことがあるんじゃないか。そしてロバート・キャパはあのイングリット・バーグマンの恋人でもあったという男で、なんともうらやましいというかすごい男なのだ。1954年にインドシナ戦争の取材中に地雷に触れて死んでしまう。

 アンリ・カルティエ=ブレッソンは報道写真も撮っているけれど、パリなどで人びとの日常のスナップ写真をよく撮っている人で、静謐なとてもいい写真を撮っている。

 最近観たのはたぶんフランスじゃないかとおもうけれど、人の映っていない、道をはさんだ木の列の写真で、道と木と空の写真で、みていてしびれるような思いがした。

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