つげ忠男原画展に行く
国立(くにたち)のギャラリービブリオでやっている「つげ忠男原画展」に行ってきた。ギャラリーのご主人によればつげ忠男は74歳になるが描く気満々なのだという。
つげ義春、白土三平の動向も教えてくれた。
つげ忠男は荒々しい殺伐さをもった画で、底辺にうごめく生活者を描いた漫画家というふうに思っている。その痛そうな手触りをおぼえている。
売っていた『成り行き』という漫画本を買って、半分ほど読んだ。画はかつての強烈さはないが、人間や社会をみる眼はたしかだ。発行日をみると2015年となっている。
うれしいことだ。
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