マイナンバーくる
マイナンバーがやってきた。大丈夫かなあとおもう。
インターネットのセキュリティはやぶられては、修復し、またやぶられるということがごくあたりまえの状況になっている。
国は最高のセキュリティをそなえるんだろうが、インターネットの生みの親の、アメリカの政府すじのインターネットのセキュリティさえ、中国の軍のサイバー攻撃にやぶられたりするわけだから、完全なものというのはできないんだろう。
そして人の手によって操作、管理される以上人為的ミスが常に、また長期にわたってゼロということはありえないだろう。それが人間の人間たるゆえんでもある。
インターネットによって国がひとりの人間の情報を一元的に管理することには危険がともなう。
どうしても管理するというなら、ひとりの人間の情報を一か所ではなく、バラけた状態で管理したほうがいいんじゃないか。
このことでもおもうけれど、科学技術の進歩というのはプラス面だけではなかった。
紙の上ではというか、科学技術の進歩そのものはいいこことしかいいようがないんだろうが、結局は科学技術をあつかう人間、集団、組織といったものを抜きに語るのは、無理がある。現実の上では無理がある。
そういうことをぼくらはいろんなことで学ばされているんじゃないか。
もしインターネットではなく、紙をつかってのものなら、盗まれるにしても何十万、何百万、何千万人の情報を短時間で盗まれるということは起こらないはずだ。
当分、様子見するしかない。
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