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2015年8月 3日 (月)

「憲法 前文」を読む

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①日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果とわが国全土にわたって自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであって、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基づくものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令、詔勅を排除する。

 いわゆる憲法の前文というものの①②③④のうちの①の部分を写してみた。いままでまったく読んだことがないということはないだろうと思う。一回くらいはどこかで読んでいるはずだが、いつころ読んだのか思いだせない。自発的に読んだというのは、これがもしかしたら初めてかもいしれない。

 藤原新也なんかでも改憲ということは言っているので、いろいろあるのかもしれないが、読んでみてこの<憲法>をいま変えなければならないとは思わないな。文章もとくに悪いとはおもわない。おもうとすれば立派すぎるということだが、これは「最高規範」ということだから、「憲法」だから、妙に現実的なものよりも、こういう立派といえば立派なもののほうがいいかもしれない。

 あくまでも「考え」が問題になるのであって、いま変えなければならない「考え」があるとは思わないな。

 

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