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2014年10月

2014年10月29日 (水)

駅の風景

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2014年10月26日 (日)

日曜日

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 ジョン・フォードの『駅馬車』を観に行くつもりだったけれど、終わっていた。がっかり。

2014年10月22日 (水)

風景

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2014年10月19日 (日)

唐組「紙芝居の絵の町で」を観に行く

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 『紙芝居の絵の町で』という唐組の芝居ははじめて観る。場所もはじめてのところで猿楽通り特設紅テントとある。御茶ノ水駅橋口改札を出てから10分ほど歩く明治大学10号館のよこの空き地。

 前売り券を買っておいたので3時ごろ部屋を出て、お茶の水周辺というあまりよく知らない街を写真を撮りながら歩いて唐組の掘立小屋的受付に着いたのが4時45分くらいだ。番号札は青文字で30番。すこし薄暗くなりだした街をあるいてマクドナルドに行く。

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 オンボロアパートの一室のような舞台美術というか舞台を背に軽やかに動く役者たちを観ていると、ああこれは唐十郎の夢の中なのかもしれないと思った。

 唐突な場面展開、役者の表情の移動ともいうべき変化、そういったものは夢の中だと考えれば話は分かる。自覚的な唐十郎の夢の記述に似たものかと思ったりした。そして唐十郎が強いこだわりをみせる、負から正への転換。マイナスの経験が果実へと変わる、マイナスの記憶が正の宝石へと変わる、キズが美しいタトゥーへと変わる、あれはなんだろうとうすぼんやり考えていた。

 あれは深海の息が、深海の呼吸がシャボン玉のように丸い球となって上へ上へとのぼり海上に出たとき丸く輝かしい生きもののようになることへの執着・・・、強い執着・・・というようなことを、舞台を観ながら連想されていたとき、となりに座った客がバックを探りながらガサコソさせたと思ったら何かを口にほおり込んでもぐもぐばりばりさせだした。4、5日前に映画館で『第三の男』を観ていたとき盛大にやられたことを思いだして、ぎょっとしてしまった。

 芝居に興味を失ったらしいとなりの客の動きが目の端にはいってしまい、イライラしているうちに糸が切れた、集中力が飛んでしまった。ぼくは怒ってしまったんだろう。なんとか集中を戻そうとしたが、もどったのは本当に芝居の終わり近くになってからだ。したがって『紙芝居の絵の町で』という芝居の感想が統覚的にでてこない。こういうこともあるんだ。あきらめたけど残念だ。映画館でこういうことがあっても驚かないようになってしまったが、唐組の芝居でははじめての経験だ。初めての多い日になってしまった。

 テントをでたあとなんかトボトボとあるく帰り道になってしまったのだ。次の公演をたのしみとしよう。

 

2014年10月15日 (水)

上野に「北斎」を観に行く

 上野の森美術館に「北斎」展を観に行った。こんかいのぼくの感想を正直にいえば、北斎というのは、画家というよりも、江戸時代のイラストレーターみたいなものだったんだなというものだ。北斎の生涯にあこがれと敬意をもっていたから、自分でも意外な感想だった。

  企画展がかならずそうであるように多くのひとたちが観に来ていて、じぶんのペースでひとつひとつの絵を観ていくということはできなかった。じぶんのペースをつくろうと、人びとの行列のあいだをすり抜けて、観てまわるというふうにしたんだが、それも充分な<観る>ということにはならなかったのかもしれない。いつかゆっくりと北斎の絵を観る機会に出会いたいとおもう。

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2014年10月13日 (月)

夜の情景

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2014年10月12日 (日)

ジョン・スタインベック「怒りの葡萄」

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 ジョン・スタインベック『怒りの葡萄』大久保康雄訳。

 最初は面白くなかった。小説のなかから人間がくっきりと浮かびあがってこなかった。半ばごろからこの小説の持つ「重い響き」に巻きこまれはじめ、登場人物たちにも興味を持つようになった。上巻を読み終わって、つづきを読みたいと思ったが、どこにも『怒りの葡萄』下巻を置いてないのだ。

 ブックオフで買ったんだけど下巻はない。古本屋、新刊を置いてある本屋を回ったがない。どこにもない。何カ月か経ってようやくブックオフにでてきて手に入れた。

 1930年代のアメリカの小説。放浪に追いやられた農民たちの苦難と生活と再生の萌芽を描く。

 「人々の魂のなかには怒りの葡萄が実りはじめ、それがしだいに大きくなっていくーー収穫のときを待ちつつ、それはしだいに大きくなっていく。」

2014年10月 8日 (水)

立川で

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2014年10月 5日 (日)

立川で

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2014年10月 3日 (金)

ときどき聴くダイアナ・クラール

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 ときどき聴いているダイアナ・クラール。「Fly Me To The Moon」や「The Look Of Love」といったところが好きだ。「Walk On By」もいい。

 ちょっとけだるく、しかし冷たくはなく、むしろあたたかい。

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