村上春樹「スプートニクの恋人」
ふとしたことで読むことになった村上春樹の『スプートニクの恋人』。村上春樹の小説ほど喫茶店で読むのに適した本はないと思う。喫茶店ということのなかにはマクドナルド、モスバーガー、ミスタードーナツといった店が含まれるのだけれど、そういった店でこの小説を読んできた。自意識の筋が伸びるという感じがする。自意識の端の筋が心地よく踏まれ伸ばされるという感じだ。面白いし、よく読まれるのがわかる。
家では読まないようにして、出かけたとき、喫茶店にはいったとき読むようにしている。
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- ヘーゲル「哲学史講義Ⅰ」から(2023.12.01)
- 井上正康「本当はこわくない新型コロナウイルス」(2023.11.27)
- ヘーゲル「哲学史講義Ⅰ」から(2023.11.15)
- フロム「人間における自由」(2023.11.08)
- ヘーゲル「哲学史講義Ⅰ」から(2023.11.03)
コメント