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2014年7月25日 (金)

「渇き。」

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 『下妻物語』、『告白』を撮った中島哲也監督の最新作。いろんな選択肢があったがこの映画を観に行ったのは、この映画が上映中の日本映画のなかではいちばん<いま>とからんでいるような感じだったから。

 なんともバイオレンスな映画。ゾッとするほどあざやかな殺人事件。移動する色彩。客はあんまり入らないだろう、入りにくいだろう映画を堂々と作る中島哲也監督の勇気には感心する。じっさい客は多くなかったが高校生くらいの観客の割合は高い。何か感じているのだろう。

 大凶のオオモトともいえる役所広司の刑事がなぜこれほど最初から荒れているのか、それがずっと訳が分からなかったが、ドギツクも鮮やかな色彩と歯切れの良さと浮遊感。映画の描写は圧倒的であって、これが今年の日本の映画を代表する作品になるのかと思ったが、観終わってほぼ何も残らない。明日には映画を観たことも忘れてしまいそうな感じだ。しかし何かが残るだろうし、何が残っていくのだろうと思う。

 小松菜奈と清水尋也とオダギリジョーが印象的。

 

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