「たとえ明日世界が滅びようとも」
藤原新也のいちばん新しいエッセイ集。ブックオフか古本屋でしか本を買わなくなっていたが、これは新刊本の本屋で買った。
読んでいて思うのは藤原新也というのは、表現上の藤原新也よりも実際の藤原新也のほうが、現実の藤原新也のほうが大きいのだろうということだ。ふつうはこれが逆になる。ほとんどすべての表現者がそうだろう。ここに藤原新也という人の特異さがある。
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- ヘーゲル「哲学史講義Ⅰ」から(2023.05.29)
- アガサ・クリスティー「死が最後にやってくる」(訳 加島祥造)(2023.05.13)
- 「歩く」(2023.05.12)
- ヘーゲル「哲学史講義Ⅰ」から(2023.05.11)
- 奥野健男「日本文学史 近代から現代へ」読み終わる(2023.05.01)
コメント