« 2013年5月 | トップページ | 2013年7月 »
これがどうして大評判になった映画なんだろうと観ていたが、ブルース・リーの格闘場面で納得。すごい。顔の表情、身体の表情、闘う身体の表情。ブルース・リーがすごいのだ。まったく新しいアクションヒーローがでてきたのだ。テレビやビデオでは分からん。
『燃えよドラゴン』の登場は衝撃だったろうな。1973年の日本公開とある。そのころ『プレイボーイ』や『平凡パンチ』といった週刊誌でこの映画のことを知ることはあったかもしれないが、映画館に観に行くことはありえなかった。カンフー映画なんて遠い世界の出来事だった。
東京都の都議会の議員の選挙。ぼくの地区では民主党、自民党、生活者ネットワーク、共産党から候補者が出ている。とにかく投票しに行った。
ふつうに良い映画だったのでびっくり。ボクシング映画の最高峰だろう。下町のしがない三流ボクサーロッキーの暮らしぶりをしっかり撮っているのがいい。それがあとで生きてくる。シルヴェスター・スタローンとモハメッド・アリをモデルにしたらしいボクサーとの試合もよく作っている。俳優同士のボクシングシーンとしては滅多にないものだろう。
テレビで何回か観ているが、とくに印象の強い映画じゃなかった。念のため、もしかしてという思いで映画館に観に行ったが、収穫だった。すなおに感動してしまった。しかし現在のスタローンのイメージからなんと遠くにある映画だろう。
『季刊詩的現代』5号で<私が詩を書くとき>という特集をやっています。そのなかで「詩に向う心」というエッセイを書きました。
「まぼろよ」と読ませるのは藤原新也の造語か。エッセイ集。わりとくつろいで読める。
ここに収められているエッセイをつづけて読むというのは、適当じゃない感じがして、ひとつ読み終わると、ほかの本を読んだり、テレビに目をやったりして、「あいだ」を置くようにする。そういう読み方がいいみたいだ。
最近のコメント