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2013年5月

2013年5月29日 (水)

街の風景

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2013年5月26日 (日)

街の風景

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2013年5月22日 (水)

「L.A.ギャングストーリー」

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 ショーン・ペンがロサンゼルスを牛耳る暗黒街のボスを演じるスタイリッシュなギャング映画。よく出来ている。しかし観終わってなにも残らないことに気づく映画でもある。人間を描いているようで、描けていないからだろうか。人間を描く線が太すぎて繊細さに欠けるというよりも、描かれているのは映画のために造られたギャングや警官で(特に警官は徹頭徹尾つくりあげられている)、ギャングや警官になった人間を描こうとしていないということだろう。

2013年5月18日 (土)

唐組「鉛の兵隊」を観に行く

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 唐組の『鉛の兵隊』を観に行った。新作ではなく8年ぶりの上演とある。

 今回は当日券を買うのではなく、前売り券を買って行った。当日券だとどうしても早く行って買わなきゃいけないから(4時くらいには買っていた)、開場の6時半までの時間の過ごし方に悩むことになる。当日券で遅く買うと、席が(畳の上に直にあぐらをかくことになるのだが)後ろの方になってしまうのだ。

 というわけで5時すぎ頃か、5時15分くらいだな、前売り券を受付に渡して、番号札に替えてもらう。そして花園神社の石段に腰掛けながら、コンビニで買ったおにぎりとパンを食べる。パンがうまかったな、メロンパンともうひとつ、それがうまかった。

 新宿にくるのは3カ月ぶりくらいか、初夏の花園神社。ここはいつも思うが不思議な場所だ。新宿の雑踏のすぐよこに静かで時間のゆったりと動く場所がある。

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 唐組・第51回公演『鉛の兵隊』 作・唐十郎 演出・唐十郎+久保井研。

 長めの芝居だった。10分の休みをはさんで2時間10分の公演と説明があったが、2時間半ちかくあっただろう。例によって、内容は、話のスジはよくたどれない。どうなっているのだろうと思うのだが、唐十郎はセリフをたどっても芝居のスジは分からないように作っているのだと思う。「声」と「声」を上昇気流に乗せ、はばたかせ重なり合わせてある場所にたどり着こうとしている。そういう書き方をしているようだ。要するにおれは芝居を「体験」すればいいのだろうとかんがえる。

 夜の新宿の神社のなかのテントにすわって、摩訶不思議な芝居を観ていた。薄暗いロッカーを三つ置いた事務所のような所に、男が現れ、女が現れ、謎に満ちた会話が交わされる。登場人物たちはどこかに行こうとしている。ここではないどこかへ。やがて塩をいっぱいに入れたおおきな箱車があらわれ、そしてしかるべきのちここから唐十郎が突如として出てくるのが習わしのようなものなのだが、唐十郎は現れない。久保井研が出てきた。

 岩戸秀年は身体の上半身をめいっぱい使って、ちょうど身体の中心線を使うようにして発声してるんだなとか、稲荷卓央はもっと柔らかくどこに力をいれているのかわからないような発声の仕方をするんだなとか思いながら観ていた。

 そして訳が分からないまま夜の新宿のなかのテントで想像の迷路をたどっていたわれわれ観客は物語の出口へと引きずられていく。

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2013年5月16日 (木)

浅草で

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2013年5月12日 (日)

国立で

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2013年5月11日 (土)

「反哲学史」

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 木田元の『反哲学史』。西洋の哲学を発生あたりから分かりやすく、順を追って説明してくれる入門書。西洋の哲学の基礎知識そのものがないぼくにはありがたい本。昔、難しい本をそれなりに読んでいたと思うが、ほぼなにも残っていない。ソクラテスとかプラトンとか名前だけは覚えているという程度。ミッシェル・フーコーのぶ厚い『言葉と物』も読んだけれど、読んだという記憶だけが残っている。

 この本はトイレで用を足すときに読む本だった。冬の間はすぐ便器に座ると尻が冷たいので、この『反哲学史』を座ったまま5分か10分読んでからズボンを下げて便器に座る。そうするとほんのり温まっていて、そんなに冷たくないのだ。ある種とても貴重な本だった。

 冬が終わり、春も過ぎ、初夏近く読み終えるというのは絶妙のタイミングであって、相性のいい本だったのだろう。

2013年5月 6日 (月)

「ニュー・シネマ・パラダイス」

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2013年5月 5日 (日)

ドン・ウィンズロウ「夜明けのパトロール」

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2013年5月 4日 (土)

「金の生まれる字」

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 村尾暉子(てるこ)の詩集『金の生まれる字』を読んだ。徹底的に詩を噛み砕いた面白い詩集だった。

 

2013年5月 3日 (金)

「考えるヒント2」

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