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2013年3月10日 (日)

「ひょうたん」49号

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 『ひょうたん』49号ができました。今年最初の『ひょうたん』ですね。ぼくは「『アウトレイジ ビヨンド』を観に行く」という詩を書いています。

 『ひょうたん』49号に書いているのは、

 相沢正一郎、村野美優、柏木義高、水嶋きょうこ、阿蘇豊、森ミキエ、後藤順、小原宏延、水野るり子、布村浩一、絹川早苗、君野隆久、岡島弘子、中口秀樹、相沢育男、大園由美子です。

 発行所はひょうたん倶楽部。編集/制作は相沢育男。装画は相沢育男+律子。定価400円。

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コメント

このような詩を書きました。
送れるかわからないですけれど、たいした詩ではないですけれど・・・送らせていただきます。


この世のおかしみ     金井裕美子


たった今、
届いたばかりの
茶封筒を
郵便受けの前で
手開きにして
(活きのいい鰯みたいに)
読みだしたら
詩誌に
空が映って
青い文字
二十八ページに
ちょうど映画一本分の
時間があって
「映画を一本無駄にした」
男がひとり
火曜日の昼に、
スクリーンの中の
やくざとホステスに、
客席の
声高におしゃべりする
ただのじじいとばばあに、
翻弄され
集中できないで
ああ 心穏やかならざる場面よ
ささやかな災難よ
(笑っちゃ悪いと思うけど)
うふふっ と
わたしのところに
この世のおかしみが
降りてきた

 *布村浩一さんの詩「「アウトレイジ ビヨンド」を観に行く」を読んで
2013・3・13

金井さん

「『アウトレイジ ビヨンド』を観に行く」の返し歌ありがとうございます。

テンポのあるインパクトのあるいい詩です。

こういうことがあると書いたかいがあるというものです。

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