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2013年2月 6日 (水)

「秀吉と利休」

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 野上弥生子の『秀吉と利休』を読んだ。この千利休像がいちばんリアルなものだろうと思った。

 後半の利休が切腹するまでの秀吉と利休の葛藤は息をのむような描写だ。ぼくが読んだのは文庫本で、単行本で出たのが昭和39年2月とあるから野上弥生子が80歳ちょっと前に書いた作品ということになる。凄いというほかない。

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