大晦日
この2、3年でこれからの日本の進路が決まるような気がする。最悪の航路をとらないように祈るばかりだ。
よいお年を。
« 2012年11月 | トップページ | 2013年1月 »
この2、3年でこれからの日本の進路が決まるような気がする。最悪の航路をとらないように祈るばかりだ。
よいお年を。
合評会をやった喫茶店で
『ひょうたん』48号の合評会を飯田橋でやった。参加者は5人。
参加者の作品を中心に合評をおこなった。いろいろな意見がでた。終わって外に出ると充分に暗い。5時。
『ひょうたん』には神奈川県に住む同人が多いということもあって、次の合評会か新年会を品川でやろうという話が出た。また合評会の場所として新宿の某喫茶店はどうだという話もでた。いろいろ検討し、提案していきたい。
これは掘り出しものだった。まったくの初見。テレビで観たことも、ビデオで観たこともない。『夜の大捜査線』を撮ったノーマン・ジュイソン監督の作品。しかしアクション映画でもなければ、サスペンスものでもない。濃密で艶やかな愛の話。
アクの強い街の映像でイタリアが舞台かと思ったが、アメリカ・ニューヨークの話だ。アメリカ人にしては濃すぎる家族関係だから、おそらくイタリア系アメリカ人の話だろうと見当をつけていた。調べてみたらその通りだった。
事故で夫をなくした女が愛せる男をみつけるまでの物語なのだが、話がストレートで濃い。家族の話でもある。出てくるひとたちは熱い。アメリカ映画に観る(実際のアメリカ社会でもそうだろう)ギスギスした人間関係とはちがうものがながれている。あの殺伐とした感じがない。これが1980年代後半という時代につくられた映画なのかと驚く。世の中広い。
37歳の主人公を演じるシェール。ぼくにとっては「ソニーアンドシェール」のシェールだが、普通でまともな演技をする。自然でさえある。シェールの相手役のニコラス・ケイジは若々しくかっこいい。その兄役のダニー・アイエロもいい。
月がとてもきれいな映画だった。濃密で艶やかな映画だった。満足感がある。
選挙が決まったときは入れたいところがまったくなくて、本当に困ったけれど、とにかく決めた。都知事選も決めた。
最近のコメント