空
5時ごろに起きたので、散歩した。
ビリー・ワイルダーの『情婦』を観に行ったけれど、期待ほどではなかった。今からみるとあまりにも古いと言えて、演劇的ともいえるところがあった。ビリー・ワイルダーは『サンセット大通り』『アパートの鍵貸します』がいい映画として記憶にのこっていて、『アパートの鍵貸します』は映画館で観たいとずっと思っている映画なんだが。
収穫はマレーネ・ディートリッヒのキャラクターがよくわかったこと。足に表情のある(脚線美が売りものだった)、鋭角的な身体の線で、しかし顔はとぼけた感じのある、男まさりのイメージという女優だった。こういう感じの女優はいまは見当たらないな、思い浮かばない。
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