「くり屋」
木村恭子さんの息のながい手作り個人誌『くり屋』が届いた。53号。53号に書いているのは、秋島芳恵、北沢十一、木村恭子の三人。
こういうふうにちゃんと定期的にそっと届いてくる個人誌には本当に感心する。ぼくにはもう作れないだろうな、手作り個人誌というのは。
秋島芳恵という詩人の存在はこの『くり屋』で知った。80代半ばのひとだがいい詩を書く。北沢十一は「リスボンからの葉書」という友人からの最後の葉書をみつめている詩を書いている。
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