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2012年3月 9日 (金)

土屋裕正の絵

Cimg1813

 国立にあるギャラリーArt Space 88でやっている土屋裕正の個展を観に行った。どんな人なのだろうと、ネットで調べたら指を使って絵を描く人らしい。遠くから眺められた山の風景の絵が載っている。

 仕事が休みの日に観に行く。晴れ。雨がやんで晴れになった日。この日は『幕末太陽傳』という映画を観に行こうと思っていた。でも地元でいい絵に出会えるかもしれないということの方がリアルだった。

 雪がかぶっているような遠くから眺められた山のつらなりが描かれている絵がある。それよりも小さく描かれた果物や野菜の絵もある。ぼくはこの果物や野菜を描いた絵のおとなしさ、静けさ、おだやかさといったものが、明るく強いようで安定している赤の色調といったものが印象に残った。

 1階、2階に絵がかかってあって2階の絵を観たあとぼくは降りて、土屋裕正の絵を使った絵ハガキを買った。6枚買った。たばこをやめてしまった後は絵ハガキを集めるのがぼくのたったひとつの趣味なのだ。この6枚の絵ハガキは家に帰ってテーブルの上に置いてよく観たけれど、いいものだった。気に入っているものだ。この絵ハガキを買おうと思って渡した人が受付の横に立っていた土屋裕正さんで、長身、長髪の物静かな感じの絵描きさんだった。やはり絵は本人に似るのだ。

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コメント

たばこ、辞めたんだ!!
おめでとう

「ひょうたん」の表紙写真もありがとう♪

合評会のことも、いつも楽しみにしています

たばこ、軽いものだったんで、じつは害はなかった

んじゃないかと思っているんですが、しかし体によ

くないとあれだけいろいろなところで報道されると

気にしてしまうし、まあ、やめてよかったんだろうと

思っています。

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